イシトクは、グラビア印刷で使用する版(シリンダー)を製造する製版会社です。
食品包装・日用品・医薬品などの「パッケージグラビア」から、住宅インテリアにおける「建材」、車両内装をはじめとする「自動車部品」、さらには機能性フィルムといった「産業資材」までを製版できる、日本でも数少ないグラビア総合製版会社です。

  • パッケージ
    パッケージ
    ⾷品包装⽤プラスチックフィルムや、紙、アルミ箔など、柔軟性を⽤いたパッケージに印刷するためのグラビア版を製造。ペットボトルラベル・⾷品包装・⽇⽤品・医薬品・紙袋など、さまざまな軟包装パッケージで使⽤されています。
    また、ライナーや、コートボールなどの厚紙を⽤いたパッケージに印刷するためのグラビア版も製造。⽸ビールのマルチパック・たばこのパッケージ・ギフト箱・お菓⼦箱など、さまざまな紙器パッケージで使⽤されています。この紙器パッケージ対応のグラビア版は、軟包装パッケージとは異なる知識と技術が必要とされ、そのノウハウは⻑年に渡って⾼い評価を得ています。
  • 建装・建材
    建装・建材
    扉・クローゼット・キッチン・テーブルトップ・床材・家具などの表面材から壁装材まで、住宅インテリアにおける幅広い建材で使用されています。
    意匠性の高いテクスチャーデザインで、素材の質感を繊細に再現。暖かみ・柔らかさ・手触り感などを、より本物らしく見せる事ができます。
  • 自動車部品
    自動車部品
    ドアトリム・インパネ・ダッシュボード・外装パーツ等の自動車部品で使用されています。綿密に計算された画像データから浮き上がるパターンを使用して素材に付加価値をつけ、高級車の車両内装でも高い評価を得ています。また、質感の表現はもちろんのこと、グラビア製版で新たな機能性を持たせることで、次世代の機能性部品にも活かされています。
  • 産業資材
    産業資材
    最近では様々な分野でグラビア印刷の技術活用が広がっており、リチウムイオン電池・コンデンサー・電子回路・離型材・機能性フィルム等にもその技術が使われています。機能的な産業資材を量産性に長けたグラビア印刷の技術を活用し製造する事で、生産効率を最大限に上げる事が可能です。
  • グラビア印刷とは
    グラビア印刷は印刷⽅式の⼀つで、凹版印刷の⼀種に分類されます。
    シリンダーと呼ばれる円筒形の原版に多数の凹型のくぼみ「セル」が構成されています。その「セル」にインキが溜まり、ドクターブレードで余分なインキを掻き取り、印刷素材に転写します。「セル」の⼤きさや深さを変えることで⾊の濃淡を変えることができるため、⾊調表現が豊富で写真など階調を持つ画像の表現性に優れています。「セル」の容量を変化させてインキボリュームを調整できることから、濃度感や深みのある⾊を印刷することや、⾦・銀などの輝度を上げることが可能です。
    また、シリンダーの表⾯にクロームメッキをすることで、版の耐久性が⾼く、印刷速度も早いことから⼤量印刷に適しています。グラビア印刷は紙やフィルム、⾦属箔等、様々な素材に転写できるため、包装パッケージに多く使われています。
    グラビア印刷とは
    グラビア印刷とは
    グラビアシリンダー